あなたは敏感肌についてどんなイメージをお持ちでしょうか?

刺激に敏感な肌。
カサカサした肌。
すぐにかゆくなる肌。
一般的にはこんなイメージでしょうか?

敏感肌のケア方法について知っていただくために、
まずは敏感肌について詳しくお伝えします。

敏感肌とは、化粧品や紫外線等、外部からの刺激に弱い肌のことです。
化粧水を塗った後に、ピリピリ熱く感じたり、赤くなったりかゆくなったりする症状が出てきてしまう等とてもデリケートです。
体調によって肌への刺激の感じ方が違うので、昨日まで刺激を感じなかった化粧品が今日は合わないと感じてしまうこともよくあります。刺激が強く感じてしまっても体調次第で再度利用することができるので、私は色々な化粧品を肌の状態に合わせて使い分けています。

また敏感肌は、バリア機能が低下してしまっており、乾燥しやすい傾向にあります。
体調だけでなくストレス、冷暖房などの外的要因にも敏感に反応し、とにかくトラブルが表れやすいお肌です。
顔だけでなく、首、頭皮、腕、足、背中等の部位にも症状が出る場合があります。
私の場合は頭皮と腕が多いです。特に頭皮にはストレスの影響が顕著に表れます。
ある意味自分のストレスのバロメーターになります。

敏感肌に悩み続けて20年以上になりますが、昔はかゆくて辛くてどうやったら治るのかずっと考えていました。
今は現実を受け入れて考え方を変えています。
どのように炎症を出さないようにするか、症状が出てきたら体が何かを訴えているサインだと察知し、
早い段階で対処し、ゆっくり休むようにしています。

それはさておき、肌のバリア機能に大きな影響を及ぼしているのが「セラミド」です。
TVやCMなどでも聞き覚えのある名称です。
セラミドは肌の角層で細胞同士や水分をつなぎとめてくれる役割を果たします。
元々体内に存在し肌にうるおいを与えてくれる成分です。
肌の角層に存在するセラミドには重要な機能が2つあります。

1.外部刺激から皮膚を守るバリア機能
2.角層の水分を保持する機能

敏感肌で悩んでいる人の多くが、この大切な「セラミド」が不足している状態であることが分かったのです。
バリア機能を充分に果たせず、外部刺激を受けやすい状態になっています。
敏感な肌のバリア機能を強くし、刺激を受けにくい肌へと導くためにも「セラミド」の働きを補うことがポイントとなるのです。

ただ、「セラミド不足」だけが敏感肌の原因ではありません。
敏感肌の原因について、外的要因や内的要因等、次回もっと掘り下げてお伝えしていきたいと思います♪